Netappでsnapmirror転送をかける時。
7modeではsnapmirror.accessで許可設定が必要で、
cDOTではクラスタピア関係を結ぶ必要があるわけです。
じゃあ7modeからcDOTはどうするのかといった所を調べつつ転送してみたので記載。
こちらのマニュアル参考に進めました。
ONTAP(8.1.3P1 7-Mode)から、同じLAN上に存在するcDOT(9.1)への移行するといった形。
移行元も移行先も元々snapmirrorに使っていたのでlifやらなんやらの設定は出来ていた状況から始まってます。
::> network ping -node dst_node -destination 192.168.100.100
そんな訳でいきなりping打って疎通確認。192.168.100.100が転送元NetappのIPですね。
::> volume create -vserver dst_svm -volume dst_vol -aggregate aggr1 -size 1TB -type DP
ボリューム作成はいつも通り。
::> vserver peer transition create -local-vserver dst_svm -src-filer-name 192.168.100.100
そしてここ、クラスタピアではなく、移行ピア関係の作成。こんなのがあったのか。
マニュアルに載ってるオプションを2つほど省略してしまっていますが。
-multi-path-address は移行元が複数のIPを持っている場合なのかな。よくわからず。
lifはいくつも作っている訳ではないのでさっくり省略。
::> snapmirror create -source-path 192.168.100.100:src_vol -destination-path dst_svm:dst_vol -type TDP
移行ピア関係が結べたら、snapmirror関係作成。
7modeからの移行をする際にはtypeをTDPにする必要があるとのことで注意。
::> snapmirror initialize -destination-path dst_svm:dst_vol
後は普通に初期転送実施すれば転送完了。
わーい、思ってたより遥かに簡単。
::> snapmirror modify -destination-path dst_svm:dst_vol -schedule daily
スケジュール設定も行けるっぽいので安心。
ただ、GUIで 保護->関係 で表示される一覧にsnapmirror関係が表示されてないのが気になる所であります。
::> snapmirror show だと確認できるので問題ないっちゃ無いのですが。